
旧古河庭園の後は、同じ駒込にある六義園に向かった。ここは、駒込の駅から古河庭園とは反対方面に歩いて十分ほどで着く。ビルだらけの都会なのに同じ駅に大きな庭園が二つもあるのだから驚いてしまう。昔からこの辺は身分の高い人の住宅地だったのかしらと考えてしまった。
ここの入園料は300円で、しばらくぐるっと周りを歩いていたが木が多いせいか薄暗く鬱蒼とした林という感じだった。

しかし、いきなり視界が広がり見事な庭園にでた。歩き続きで疲れてきたので水辺に建つ吹上茶屋で抹茶と生菓子を頂きのんびりと水辺の鳥や庭を眺めていた。後から私の前に座った御夫婦の会話が耳に入ったきた。それは目の見えない旦那様に奥様が風景を説明していたのだが、私には詩の朗読のように聞こえた。***なんだかグッときてしまった。

散歩するには一番良い季節かもしれないね。一気に歩いてお腹も空いたし、名勝をめぐる今日のお散歩はこれでおしまい。
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